アクションプランナーTOP > <対談>茂木健一郎さん×佐々木かをり 時間管理と脳の幸福な関係

Interview スペシャル対談

茂木健一郎×佐々木かをり

アクションプランナーで変わるのは時間の使い方だけでない。
仕事への意欲や物事の見方や取り組み方、すなわち自分自身である。
時間管理術の第一人者として、誰よりもその変化を実感してきた佐々木かをりが
「では、内面では何が起こっているのか」という長年の疑問を脳科学者の茂木健一郎氏に投げかけてみた。

脳は、アウトプットしないと対話できないんです。手を動かして書くという行為は、脳にとてもリッチなんですよ。(茂木)
だから「書く」とコミットメントが生まれるんですね。(佐々木)

茂木健一郎さん

佐々木)茂木さんは確か、デジタル管理でなくて、手帳に書くという行為は、脳にもいいって、おっしゃっていたような気がして、今日は、私が講座で教えているアクションプランナーを活用した時間管理法を、茂木さんが、脳科学的にどう考えるのか伺いたいと思っています。

茂木)僕も、楽しみにしていたんですよ。まずその「書く」という行為なんですけどね、人間の脳ってアウトプットしないと自分と対話できないようにできているんですよ。脳の中にあるものを、一度アウトプットして、それをインプットするというループができて、初めて対話ができる。だからキーボードなどより手を動かして書くという行為は、とてもリッチなんですよ。

佐々木)書くことで自分と対話する、ということに繋がるんですか。だから、デジタルで予約を入力するより遥かに、書くことで、「よし、この時間にこれをやろう」という気持ちが生まれて、意欲的に動けるようになるんですね。

茂木)それに手書きの方がラグジュアリーなんだと思います。生活のコアとなる手帳を紙にすることで、自分との対話を、情報を、よりリッチなものにする。確かに、ハッピーになる。ここにワークライフバランスがあるということで、ここに私の人生があるということで、ハッピーになるんですね。



佐々木かをり

時間管理は、脳の活性化やアンチエイジングに役立ちます。(茂木)
私の時間管理術の目的は、自分を幸せにすることなんです。(佐々木)


佐々木)そう、そのハッピーが大切だと思っているんです。生産性をあげたいという人が多いですが、私は、本人が一番幸せを感じているときに、一番生産性が高いと思っているんです。

茂木)なるほど。

佐々木)だから、どうしたら、自分を幸せな状態にしておくのかということを追求することが、生産性が高めることだと考えています。ハッピーを感じる方法は、人それぞれありますが、私が教えるアクションプランナーでの時間管理術は、誰もが幸せになる方程式、を繰り返して行くという方法なんです。できることを書き、できる体験をするという繰り返し。チェックボックスに印を付けたりして。

茂木)小さなご褒美、ね。報酬系の活性化に、アクションプランナーが役立つんですね。

佐々木)多くの人が小さい手帳やスマートフォンでスケジュール管理をしていますが、なぜそれが便利かというとほとんどが、「約束管理」だからなんです。でも、「時間管理」って、他人との約束以外の時間を、自分がどう使いたいかということですよね。アクションプランナーを使うと、その空き時間がしっかり見えるので、そこに、自分で自分の予約をする、ということなんです。

茂木)面白いですね。脳科学的に言うと、時間管理、すなわち計画を立て、実行するという一連の作業は、脳の前頭葉のワーキングメモリ(作動記憶)という働きによい影響を与えるんです。それだけでも脳の活性化やアンチエイジングに役立つわけです。佐々木さんの若々しさの秘密も時間管理にもあるんでしょうね。

佐々木)え、アンチエイジングにも!?

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茂木健一郎さん

茂木 健一郎 脳科学者

1962年、東京生まれ。脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、慶應義塾大学特別研究教授。
東京大学理学部、法学部卒業後、 東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理学博士。
理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て現職。 専門は脳科学、認知科学。2005年、『脳と仮 想』で、第4回小林秀雄賞を受賞。2009年、『今、ここからすべての場所へ』(筑摩書房) で第12回桑原武夫学芸賞を受賞。

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佐々木かをり


佐々木 かをり  
株式会社イー・ウーマン 代表取締役社長、株式会社ユニカルインターナショナル 代表取締役、米国ニューヨーク州エルマイラ大学名誉文学博士、国際女性ビジネス会議実行委員会委員長

上智大学外国語学部比較文化学科卒業後、1987年に国際コミュニケーションのコンサルティング会社、 (株)ユニカルインターナショナル を設立。 現在、70言語対応のコミュニケーションのコンサルティング会社として、通訳、翻訳、会議企画・運営、トレーニングなどを提供。 2000 年3月に市場創造型マーケティング・コンサルティング会社(株)イー・ウーマンを設立。 働く女性の声を発信するサイト 「イー・ウーマン」 では「自分 で考え、自分で選び、自分で行動する」をキーワードに集まった人たちと 「働く人の円卓会議」 という公開ディスカッションを展開。 「表参道カレッ ジ」 では、ビジネスパーソン向けの各種講座も提供している。 働く女性たちの声を拾い上げ、新商品開発、ブランド再構築、新コンセプト提案などを提供。 自社開発した抗酸化サプリメント 「メロンリペア」 はヒット商品に。自分を動かし、満足度を高める時間管理術は日本に手帳ブームを作った。愛用手帳 「アクションプランナー」 を活用する佐々木メソッドによる時間管理術は、全国での講座に加え、企業・学校も活用されている。 1996年からは 「国際女性ビジネス会議」 を開催。日本最大級の「働く集まる10時間の会議となっており毎年800〜1000人が集まる。



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