西口理恵子さん
西口理恵子さん
INTERVIEWアクションプランナー歴 11年

西口理恵子さん(整理収納アドバイザー)

3万分の1日を
大事に過ごすために
情報を一元管理

2人の子どもを育てながら、整理収 納アドバイザーとして独立。アクションプランナーにすべての情報を一元化して忙しい毎日をサバイブしているという西口理恵子さんに、時間管理法を聞きました。

一日の時間が2倍に30分刻みのボックスの圧倒的違い

「アクションプランナーと出会ってから、1日の時間が2倍になりました」と語る、西口理恵子さん。不動産の営業職として勤務されていた11年前まで、細長いバーチカルの手帳を使っていて、「自分の時間が少ない」ように感じていました。“自分で自分を思い通りに動かす”というコンセプトに感銘を受け、年はじめだったにも関わらず、1年間という時間をこの金額で買えるなら、とすぐに買い替えます。そして、30分刻みのアクションプランナーに予定を書き入れ始めた途端、空いている時間が見えるようになり、できることがたくさんあることに気づいたというのです。その後、お子さんとの時間を持てる働き方をしたいと、整理収納アドバイザーとして独立。ご自身の整理術メソッドも、アクションプランナーの哲学とリンクしながら、発展してきています。

というのも、整理収納の目的は、部屋をきれいにすることだけではないからです。「整理術を通じて、4つのゆとりが 生まれると私はご説明しています。まずは部屋の『場所のゆとり』、無駄なものを買わなくなる『お金のゆとり』が生まれます。その先には探す、悩む時間が短縮され『時間のゆとり』が生まれ、その結果『心のゆとり』を持て、幸せになるということが最終目的です。実は一番大事なのは時間なのに、それをモノにとられているという感触が皆さんないですね。人がものを探す時間が平均12分/1日だそうですが、これはとてももったいないことです。ですから整理収納して探したり、悩んだりする時間を短縮して、時間を大事にしてほしいと講座でも伝えています」。実際、整理術の手法においても30分一区切りというのは、とても理にかなっているとか。片付けの時間も30分と設定して、ブロックしておくと、集中して取り組めるといいます。

APには情報の住所が決まっていて情報が一元化されている

どこに何を戻すのか、整理術ではモノの住所が決まっているように、アクションプランナーに、すべての情報が一元化され、情報の住所が決まっているという西口さん。整理する時間が惜しいので、お仕事は青のペンで、決まったことは黒で、など、ペンの使い方にも悩まないための工夫がされています。仕事のセミナーが決定すれば、それまでにすべきことをすぐにタスクとして自分を予約。ご家族の予定も忘れないようにタイムラインの右側に書き入れておきます。また前週にやり残したタスクを次週に書き写したら左上をカットするというルールも。加えて、「幸せを感じる」お気に入りのレストランでの食事や映画の予定は、赤ペンで書き入れて可視化しています。1週間で赤が少ないと感じれば「つくる」、という習慣も生まれ、幸せな日常を重ねていきたい、という願いが叶うように。お仕事ではセミナーの目標回数を50回、プライベートでは旅行は目標12回と今年は決め、これは前の年間カレンダーでカウントしながら、着実に実現させています。「人生は短いのです。人生80年生きたとして、約3万日しかありません。大事な3万分の1を、1日たりとも幸せではない日につかいたくない。だからアクションプランナーでそれをかなえようと思っています」

PROFILE

西口理恵子

1979年、大阪府生まれ。マンション営業・企画を行っていた際、少なく使いにくい収納に疑問を持ち、女性の視点に立った住まいを多数企画。2009年「インテリアR」を設立。整理収納・インテリア・美を総合した【美人収納術】セミナー・講演を全国にて開催、のべ16,000名以上に指導。兵庫県芦屋市にて2児と夫との4人暮らし。

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